糖尿病専門外来で働く看護師の仕事の流れ

糖尿病専門外来で充実の看護師ライフを!

「糖尿病に苦しむ人々を救う存在」

一日の流れを紹介

糖尿病専門外来に興味のある看護師の参考になるように、一日の仕事の流れを紹介します。ここでは、病院で働く場合とクリニックで働く場合に分けて紹介します。ただし、あくまで一例なので参考程度にしておきましょう。

一日の流れを紹介 /

病院の場合

まずは糖尿病専門外来の日勤で働く場合です。患者さんの情報収集を行い、夜勤の看護師からの申し送りや医師との情報共有をするところから始まります。また、検査の時間や必要事項をあらかじめ確認しておきます。その後は患者さんへの対応や環境整備を行っていきます。バイタルサインのチェックや血糖測定などを実施し、採血やインスリン注射をします。患者さん自身が血糖測定をする場合は、正しく行えるように指導をします。検査や生活指導を行い、合間に看護記録や同僚看護師の手伝いをします。
次に夜勤の場合です。日勤の看護師から連絡事項や注意事項などを共有された後は、夕食時の血糖測定を行います。そして、服薬に伴う内服薬の管理やバイタルサインのチェックなどを行います。消灯時間後は、患者さんに問題や異常がないかを確認するために巡回を行います。また、この時間に看護記録も付けます。特に問題がなければ夜間は静かに過ごせます。日勤の看護師が来たら申し送りをして終了です。

クリニックの場合

クリニックの場合は受診開始時間よりも早く職場に行って掃除や受付準備、環境整備などをする必要があります。受診時間になってからは随時患者さんへの対応や医師のサポートをします。医師の指示に従い検査や処置、患者さんへの指導を実施します。病院とは異なり救急外来や入院設備がないので、外来診療が主な業務です。そのため、一般的な内科で行われる診療のイメージに近いかもしれません。ただし、クリニックによっては心電図の測定やレントゲン画像の現像などをする場合があります。スタッフの人数が限られているので、受付業務や電話対応を兼任する場合もあるでしょう。病院からクリニックに転職する場合、こういった業務に最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば問題ありません。医師との距離が近いので、患者さんの状態をお互いに把握しながら医療を提供することができます。
受診時間が終わったあとは、後片付けや清算業務などを行います。あらかじめ営業時間が決まっているので、残業になるケースは病院と比べると少ないでしょう。クリニックの場合、能動的に業務を遂行するというよりは、医師の指示に従って業務を行う傾向が強いと言えます。

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